ウォーターサーバーのお湯の温度を調査！熱湯が出る仕組みは？カップ麺は作れる？

ウォーターサーバーでお湯を飲みたい人

ウォーターサーバーから出るお湯は何度？100度の熱湯は出る？
ウォーターサーバーの熱いお湯の量や温水の温度を比較したい！
コスモスウォーターのウォーターサーバーは何度で沸騰する？プレミアムウォーターは？
冷水とお湯の機能の使い方を知りたい。湯温を90度に設定できる？

ウォーターサーバーのお湯はぬるい？そんな疑問を持っている方も、多いのではないでしょうか？

ウォーターサーバーを契約した後に使いづらいと、後悔したくないですよね。

お湯が出るおすすめウォーターサーバーを比較紹介！

そこで今回は、ウォーターサーバーの気になるお湯の温度について徹底解説していきます。

編集部

赤ちゃんのミルク作りに最適なサーバーと、カップ麺作りに適しているサーバーのおすすめランキングも発表するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

ウォーターサーバーのお湯はぬるい？お湯の温度

口コミを調査していると、

ウォーターサーバーのお湯がぬる過ぎる
ウォーターサーバーのお湯が熱くて飲めない

といった、お湯の温度に関する声をよく見かけます。

「最適な温度でなければ契約したくない」とお思いの方も多いでしょう。

結論から言うと、ウォーターサーバーのお湯は80～90度前後に設定されているようです。

ウォーターサーバー30社を比較して、「最高温度」と「最低温度」を表にまとめました。

	最高温度	最低温度
通常モード	100度（コスモウォーター）	80度（クリクラ）
エコモード	75度（アクアクララ）	60度（キララ）

ウォーターサーバーには、通常モードとエコモードの二通りの設定が用意されているものもあります。

エコモードに切り替えると温度が少し低くなり省エネモードになるので、電気代を節約できるのです。

「猫舌だから温度が高すぎると飲めない」「赤ちゃんのミルクに最適な温度がいい」という方は、エコモード付のウォーターサーバーを選ぶといいかもしれませんね。

ウォーターサーバー５社の温度比較

ここからは、ウォーターサーバー5社のお湯の温度を徹底比較してまとめました。

コスモウォーター
アクアクララ
クリクラ
フレシャス
プレミアムウォーター

お湯の温度が100度まで高くなるものから、65度とぬるい設定ができるものまでご紹介します。

使う目的にあう、温度感のサーバーをチェックしましょう。

コスモウォーター

お湯の温度	100度　※エコット
冷水の温度	6～10度
容量	12Ⅼ
月々料金	4,104円～（2本）

コスモウォーターエコットは、電気ケトルとサーバーが一体化しており、100度のお湯が出る貴重なウォーターサーバーです。

基本的にウォーターサーバーで使用できるお湯の温度は90度までですが、エコットは100度に沸かすことができます。

カップ麵や紅茶は100度が最適な温度ですので、ウォーターサーバーの利用目的があうならコスモウォーターのエコットを選ぶと良いでしょう。

サーバーレンタル代の相場は1,000円前後のところ、コスモウォーターは無料ですのでお得に利用できますよ。

アクアクララ

お湯の温度	85～95度　※アクアウィズ
冷水の温度	5～12度
容量	冷水3.3Ⅼ/温水1.6Ⅼ
月々料金	5,008円

アクアクララのアクアウィズは、85～95度のやや高めのお湯が出るウォーターサーバーです。

コーヒーマシン一体型のウォーターサーバーですので、一台で冷水・温水・コーヒーメニューを使用できます。

アクアクララは、入会キャンペーンプレゼントで豪華賞品がもらえるのでお得にウォーターサーバーライフをはじめたい方にピッタリ。

カフェ機能搭載のアクアクララウィズは、月額5,008円～ですが「アクアスリム」は3,980円～と比較的にリーズナブルな価格で利用できます。

クリクラ

お湯の温度	75～85度
冷水の温度	4～10度
容量	6Ⅼ/12Ⅼ
月々料金	1,460円（1本）～

クリクラは、お湯の温度が75～85度に設定されており、少しぬるめのお湯を使用できるサーバーです。

一般的なサーバーは80～90度が多く、ホットドリンクを飲むのには少し熱いと感じる方も多いですが、猫舌の方やミルクの調乳で使う場合は、クリクラの75度が最適といえるでしょう。

ただ、インスタントラーメンに使う場合に、90度のお湯ではぬるいと感じてしまうのでクリクラは向いていません。

フレシャス

お湯の温度	80～85度　※slat
冷水の温度	4～10度
容量	9.3Ⅼ
月々料金	5,187円

フレシャスのslatは、ヒートモード90度、通常モード80～85度、エコモード70～75度と設定できる温度差の幅が広いサーバーです。

4～10度と冷水設定も備わっているので、冷たい水やドリンクが飲みたいときにも最適。

ミルク作りはもちろんですが、ホットコーヒー・アイスコーヒー・日本茶まで適温で注ぐことができるのです。

フレシャスslat+cafeは、カフェ機能が搭載されており1台で2役こなす優れもの。

日頃からコーヒーや紅茶、緑茶などをよく飲む方にはピッタリなウォーターサーバーです。

プレミアムウォーター

お湯の温度	83度
冷水の温度	8度
容量	24Ⅼ
月々料金	4,515円（税込）

プレミアムウォーターは、常温83度、再加熱90度に設定されているサーバーです。

独自の割引プラン「MOM CLUB」を導入しており、5歳以下のお子さまがいる家庭では月額1,900円もお得になるメリットも。

足元でボトル交換ができる「下置きタイプ」ですので、片手で楽々ボトル交換ができます。

たまひよ赤ちゃんグッズ大賞受賞しているので、赤ちゃんにも安心して使用できる点も魅力的ですね。

ウォーターサーバーが適しているもの

ウォーターサーバーの温度は、日常のどんなことに向いているのか？食べ物や飲み物などの向き不向きを詳しく調べてみました。

日頃、食べたり飲んだりする頻度が多いものをチェックしてみたので参考にしてみてくださいね。

カップ麺に使える？

カップ麺をもっと手軽に作りたいと、思いウォーターサーバーを検討する人が多いですよね。

しかしカップ麺に注ぐお湯の温度は100度がベストですので、ウォーターサーバーのお湯では熱さが足りません。

粉末スープが上手く溶けなかったり、乾燥麺がお好みの柔らかさにならなかったりといった欠点も。

ウォーターサーバーのお湯を電子ケトルへ入れて最速で沸かすといった手段で利用している人も多いので、そのまま注ぐより沸騰させて注いだ方が良いでしょう。

赤ちゃんのミルクに使える？

赤ちゃんのミルクは、70度以上のお湯が推奨されているのでウォーターサーバーの温度は最適です。

70度以上のお湯を使用することで、哺乳瓶内の雑菌を完全に死滅させられます。

また95度以上になればミルクの栄養成分が破壊されてしまうので、70度～95度以内のお湯を使う必要があります。

一度、沸騰させたお湯を冷ましてミルクの調乳をするママも少なくありませんが、それでは作業量が多く、ママの負担になってしまうので、適温をワンプッシュで注げるウォーターサーバーだと育児が断然楽になるでしょう。

適しているもの

ウォーターサーバーの温度は、80～90度前後のものがほとんどです。

80～90度前後のお湯を使うと、美味しく飲めるものを下記にまとめました。

コーヒー
ウーロン茶
ほうじ茶
煎茶
白湯
ミルク

とくに、ウーロン茶・ほうじ茶・煎茶はほどよい苦みと甘みに仕上がるので格段においしくなります。

お茶好きで日頃からよく飲んでいる人には、ウォーターサーバーがおすすめです。

また美容・健康・ダイエットに効果が期待される白湯は、1日にできるだけ飲む量を増やしたいものですので手軽に用意できると助かるはず。

寝起きやお風呂上り、家事の合間などに白湯を積極的に飲んで美に磨きをかけましょう。

適さないもの

一方、ウォーターサーバーのお湯の温度では、美味しく飲んだり食べたりできないものもあります。

紅茶
粉末スープ
乾燥麺
インスタントラーメン（カップ麺）

100度に達していないお湯では、粉末スープが上手く溶けず口の中がザラザラとしたり、味が薄くなったりといったデメリットも。

また紅茶特有の「渋み」と「香り」を出すには、100度前後のお湯が必要です。

上記の4つを口にする頻度が高く、ウォーターサーバーを契約する目的としているならば検討し直した方がいいかもしれませんね。

ただ、ウォーターサーバーのお湯をポットに入れて沸かすと、通常よりも早く沸騰するのでそういった時短目的の利用方法もあります。

なかには、ポットと一体型になっているウォーターサーバーもあるので、カップ麺や紅茶作りにも使用できて便利ですよ。

ウォーターサーバーが向いている人

実は、ウォーターサーバーは誰にとっても利便性が高くなるわけではなく、契約すべき人とそうではない人がいます。

ここでは、ウォーターサーバーの向き不向きをまとめたので見ていきましょう。

一人暮らしに必要？

一人暮らしにウォーターサーバーは向いています。

というのも、ウォーターサーバーがあれば一人分のお湯を沸かす手間もかかりませんし、電気代の節約にもなります。

手軽にカップ麺やカップスープ、コーヒーを作ったりできるので、自宅にいる時間が長く飲食をしたりする人は契約しておいて損はないでしょう。

ただし、下記の3つに注意をする必要があるので一人暮らしの方はぜひチェックしてみてくださいね。

注意点	詳細
お水の容量	・「毎月〇本」といった注文ノルマがあるサーバーが大半・定期的に届くお水を無理なく飲み切れるかを考えましょう
サーバーのサイズ感	・「床置きタイプ」と「卓上タイプ」があり・ワンルームなら卓上タイプのコンパクトなものがおすすめ
料金	・月々の費用は5,000円前後が相場・月々5,000円を支払い続けることができるのかを考慮したうえで契約を

ウォーターサーバーのお湯・冷水の仕組みは？

ウォーターサーバーの、お湯と冷水が出る仕組みが気になる人も多いでしょう。

ここでは、お湯と冷水に分けて仕組みを分かりやすく解説していきます。

基本的にウォーターサーバー内部は、「温水用タンク」と「冷水用タンク」に分類されており、それぞれの温度を保温している状態です。

お湯の仕組み

ウォーターサーバーのお湯の仕組みは、金属の棒に電気を通して温めています。

電気ポットも同様に金属の棒で熱を伝えて温めているのです。

とくに難しい技術は必要ないうえ、電気代を節約できるためほとんどのウォーターサーバーで採用されています。

冷水の仕組み

ウォーターサーバーの冷水の仕組みは、「電子式」と「コンプレッサー式」の二通りに分けられます。

まず、電子式は名前の通り冷却タンク内に電気を通して水を冷やす方法です。

一方、コンプレッサー式は冷蔵庫やエアコンと同じ仕組みで気化熱を利用して冷却します。

電子式は、冷やすのに時間がかかるものの電気代の節約になるメリットも。

コンプレッサー式は、冷却スピードが速い分電気の消費量が多い欠点を持っています。

ウォーターサーバーの注意点

ウォーターサーバーを契約する前に、知っておくべき注意点はこちらです。

設置スペースを確保する必要がある（ワンルームの場合は卓上タイプを検討しましょう）
水代・電気代などのランニングコストがかかる
管理費・点検費がかかるウォーターサーバーもある
お湯を一度に大量に使うと出なくなる
チャイルドロック機能がないウォーターサーバーで子どもがやけどするケースも
ウォーターサーバーの転倒

上記のように、ランニングコストを支払い続ける必要がある点と、小さな子供がいる家庭では利用時の注意点を押さえておくと良いでしょう。

チャイルドロック付きのウォーターサーバーがほとんどですが、うっかりロックをかけ忘れてやけどに繋がるリスクもあります。

また、ウォーターサーバーによじ登って転倒する可能性もあるので十分に注意をしましょう。

９０度以上の熱湯が出るウォーターサーバー３選

ここからは、90度以上の高温設定ができるウォーターサーバーを3社に厳選してご紹介します。

フレシャス
コスモウォーター
アクアクララ

特徴や備え付けられた機能、月額料金などについてもまとめたのでチェックしてみてくださいね。