バレルサウナの値段はいくら?本体価格や維持費、設置費用など気になる購入料金について解説

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サウナブームの中サウナ愛好家から一際人気を集めているのが「バレルサウナ」です。

バレルサウナは樽型のサウナ小屋で、熱を均一に保つことやロウリュの熱を効率的良く循環できるといったメリットがあります。

バレルサウナは個人宅への導入も可能で、近年は手頃な値段で購入できるようになってきました。

そこで本記事では、バレルサウナの導入にかかる値段について詳しく解説します。

この記事で分かること
  • バレルサウナの導入に必要な物
  • バレルサウナの購入予算
  • バレルサウナの設置費用
  • バレルサウナの維持費
  • バレルサウナの耐用年数

バレルサウナの値段導入に悩む方の疑問を解決する内容となっているので、ぜひ最後までチェックしてくださいね。

バレルサウナの導入には何が必要?

バレルサウナの導入には何が必要?

バレルサウナの導入に最低限必要な物は、以下2つです。

バレルサウナの導入に必要なもの
  • バレルサウナ本体
  • サウナストーブ

簡単にまとめると、サウナを楽しむための空間と熱源さえあれば、バレルサウナを楽しむことができます。

しかし、実際に導入するとなると、設置費用や電気工事費、送料などの費用もかかります。

また、バレルサウナのカスタマイズや水風呂などの設置など、より快適に楽しみたい方にはオプション費用も考えなければなりません。

予算を組む際は、導入に必須のバレルサウナ本体とサウナストーブをベースに考えると良いでしょう。

【結論】バレルサウナの購入予算は総額150万円程度

【結論】バレルサウナの購入予算は総額150万円程度

バレルサウナの導入には、最低でも総額150万円程度の予算が必要です。

バレルサウナ導入時にかかる最低限の費用をまとめました。

項目値段
バレルサウナ本体30万円~
サウナストーブ30万円~
設置費用30万円~
送料(配送費)3万円~
電気工事費
(電気ストーブの場合)
15万円~
総額108万円~

バレルサウナ本体とサウナストーブで約60万円以上、送料や設置費用などの諸経費では約50万円以上はかかります。

実際には設置場所や導入したいエリア、オプションの導入によっては費用がより嵩むため、余裕を持って150万円程度の予算で考えておくと良いでしょう。

次の項目から費用の詳細について解説します。費用を抑えるポイントも合わせて解説しているので、ぜひ参考にしてください。

バレルサウナ本体の値段

バレルサウナ本体の値段

バレルサウナ本体の値段は、約30万円~150万円と非常に幅広いものとなっています。

販売サイトごとのバレルサウナ本体の値段をまとめました。

販売サイト値段(税込)備考
Sa!una(サウーナ)298,000円~
BURROW(バロウ)1,540,000円~設置・施工費込み
&sauna(アンドサウナ)1,727,000円~薪ストーブセット
BARREL BASE(バレルベース)1,200,000円~薪 or 電気ストーブセット
totonou(トトノウ)1,100,000円~
ONE SAUNA(ワンサウナ)1,370,000円~

もっとも安く購入できるのはSa!una(サウーナ)の約30万円で、その他のサイトでは100万円以上が相場です。

Sa!unaは国内で唯一バレルサウナ製造工場と直接取引を実現しており、人件費や輸送費などの中間コストが削減できているため、低価格でのバレルサウナ提供ができています。

その他のサイトは一見高いように思えますが、サウナ用の薪・電気ストーブがセット価格となっていたり、設置・施工費用が含まれていたりするので、よく確認をしましょう。

使用されている木材や加工方法、窓の有無などによって値段は大きく変わります。

バレルサウナ用ストーブの値段

バレルサウナ用ストーブの値段

家庭用のバレルサウナに用いられるストーブは、主に薪ストーブ・電気ストーブの2種類です。

それぞれの値段と特徴を簡単に解説します。

薪ストーブの値段

サウナ用の薪ストーブは、約28万円から購入できます。

各販売サイトの薪ストーブの値段をまとめました。

販売サイト値段(税込)
Sa!una(サウーナ)278,000円~
BURROW(バロウ)295,900円~
totonou(トトノウ)300,000円~
ONE SAUNA(ワンサウナ)531,300円~

薪ストーブの相場は30万円~70万円前後で、電気ストーブより導入コストは安い傾向にあります。

使用するには薪が必要ですが、薪の香りやバチバチという焚火の音を楽しめるなど、本格的なサウナ体験ができます。

室内が温まるのも速いですが、構造によっては煙突が必要で、使用後にはメンテナンスも要するので注意が必要です。

電気ストーブの値段

サウナ用の電気ストーブは、約33万円から購入できます。

各サイトの電気ストーブの値段をまとめました。

販売サイト値段(税込)
Sa!una(サウーナ)330,000円~
BURROW(バロウ)564,960円~
totonou(トトノウ)360,000円~
ONE SAUNA(ワンサウナ)641,300円~

薪ストーブより導入コストは高いものの、設置後の維持費は電気代のみで安く済みます

火を扱わないので安全性が高く、メンテナンスや操作も手軽にできますが、薪ストーブよりも温度は上がりにくい点は要注意です。

ガスストーブは大掛かりな設置工事を要するため、家庭用サウナで用いられることはほとんどありません。

バレルサウナの設置にかかる費用

バレルサウナの設置にかかる費用

バレルサウナの設置にかかる費用は、サイズや設置場所、土地の状態によって異なりますが、2~4人用のサイズで30万円~40万円、6人以上のサイズでは50万円以上かかるのが一般的です。

各販売サイトにおける設置費用について、一覧表にまとめました。

販売サイト値段(税込)備考
Sa!una(サウーナ)要問い合わせセルフ組み立て可
BURROW(バロウ)設置費込みで販売
&sauna(アンドサウナ)要問い合わせ
BARREL BASE(バレルベース)未対応セルフ組み立て or 施工会社へ依頼
totonou(トトノウ)200,000円~
ONE SAUNA(ワンサウナ)要問い合わせDIY or 1名派遣 or 全組み立て

基本的には、問い合わせをして設置費用の見積もりが出ます。

BARROW(バロウ)については、設置費込みの値段で販売しているので、想定以上の金額がかかることはありません。

また、バレルサウナのキットだけを購入して自分で組み立てることもできます。

自分でバレルサウナを組み立てる場合、施工費がかからずに安く済みますが、自分で工具などを取り揃えなければなりません。

完成時に隙間などがあると、温度が上がりにくいといったこともあるので、品質にこだわるならプロの施工会社か販売会社へお願いしましょう。

バレルサウナ導入時にかかるその他の費用

バレルサウナ導入時にかかるその他の費用

バレルサウナ導入時には、その他にも以下3つの費用がかかります。

  • 送料(配送費)
  • 電気工事費
  • オプション費

それぞれの値段を含めて、詳細を解説します。

送料(配送費)

バレルサウナは基本的に送料(配送費)がかかります。配送エリアによって値段は異なりますが、目安として販売サイトのBARREL BASE(バレルベース)の送料は3~12万円です。

国外から輸入をするケースもあり、その場合は関税や国際送料もかかりますが、バレルサウナ本体の料金に含まれていることもあります。

沖縄や離島などの一部地域には配送できないケースもあるので注意しましょう。

電気工事費

バレルサウナで電気ストーブを導入する場合、およそ15万円以上の電気工事費がかかります。

バレルサウナ用の電気ストーブを使用するには、基本的に200Vの電源が必要です。

分電盤内へのブレーカー増設や漏電対策、サウナ内部への配線といった作業が必要で、資格や専門知識を持つ業者に工事を行ってもらわなければなりません。

自分で作業することは難しいですが、費用を少しでも抑えたい場合は、別の電気工事業者に見積もりを取ってみても良いでしょう。

オプション費

バレルサウナは、業者によって様々なオプションをつけることができます。

特にオプションが豊富なのがSa!una(サウーナ)のバレルサウナで、以下のようなカスタマイズができます。

オプション内容値段(税込)
木材変更(ツガ・レッドシダー・ヒノキ)50,000円~
サーモウッド加工100,000円~
窓カスタマイズ
(パノラマ窓・ハーフ窓・天井窓)
49,800円~
屋根材設置49,000円~
休憩スペース追加99,800円~
夜間用照明セット98,000円~
サウナ用音響セット(Bluetooth対応)98,000円~
テント生地118,000円~
塗装280,000円~
水風呂108,000円~
屋外シャワー218,000円~
ホットタブ698,000円~

景色を楽しむための窓カスタマイズや紫外線・積雪対策ができる屋根材設置など、環境に合わせたカスタマイズができるのは嬉しいポイントです。

また、テント生地や塗装を施すことによって、バレルサウナの外観にもこだわることができます。

水風呂や屋外シャワーなどの設置にも対応しており、オプションを利用すれば、理想のバレルサウナ環境が構築できます。

バレルサウナの維持費

バレルサウナの維持費

バレルサウナの維持費(ランニングコスト)は、主に薪ストーブもしくは電気ストーブを稼働させるための費用になります。

薪ストーブ・電気ストーブを稼働させた時の費用をまとめました。

ストーブの種類1時間あたりの値段月額(1時間×30日)
薪ストーブ約100~300円約3,000~9,000円
電気ストーブ
(200V 4.5kwの場合)
約120円約3,600円

それぞれのランニングコストについて、詳しく解説します。

薪ストーブの維持費

薪ストーブでは、主に広葉樹もしくは針葉樹の薪を使用します。1時間あたり1~2kg程度の薪が必要です。

広葉樹の薪の特徴
  • 値段が高い
  • 燃焼時間が長い
  • 煙が出にくい
針葉樹の薪の特徴
  • 値段が安価
  • 燃焼時間が短い
  • ススが出やすい
  • 火が着きやすい

広葉樹の薪は価格がやや高いですが、燃焼時間が長く、煙も出にくいのでサウナ用にもおすすめです。

針葉樹の薪は安価で火が付きやすい一方、燃焼時間が短く、ススが出やすいといった欠点があります。そのため、着火剤として用いられることが多いです。

広葉樹と針葉樹がセットで売られている薪がおすすめですよ!

針葉樹を着火剤として、広葉樹を燃やすことができます!

電気ストーブの維持費

電気ストーブの場合、出力が高いほど電気代は高くなりますが、薪ストーブよりは安く抑えやすく、料金体系も明瞭です。

ただし、前述している通り、導入時には配線を引くための電気工事費がかかる点や、初期コストが高い点には注意が必要です。

煙やススも出ないため、薪ストーブよりもメンテナンス費も安く済みます。

バレルサウナの耐用年数

バレルサウナの耐用年数

一般的なバレルサウナの耐用年数は10年~20年です。

使用している木材の種類や、適切なメンテナンスを行っているかどうかで、耐用年数は大きく変わります。

特に耐用年数を伸ばすなら「サーモウッド加工」された木材を選んだ方が良いでしょう。

耐用年数を伸ばすならサーモウッド加工

サーモウッド加工とは、木材を高温の真空窯で焼き上げることで、強固で曲がりにくい木材へと加工する技術です。

耐久性だけではなく、防虫性や防腐性も向上し、湿度や温度変化にも強くなることが分かっています。

また、木材本来の豊かな香りが楽しめたり、深い色合いで落ち着いた雰囲気が作り出せたりするといったメリットもあります。

編集部

編集部

加工に手間がかかる分、費用が上がりますが、長期にわたって使用するならサーモウッド加工をしておいた方が良いでしょう。

まとめ

まとめ

最後に、バレルサウナ導入の重要なポイントをまとめました。

  • バレルサウナ導入に必要な予算は最低150万円以上
  • 薪ストーブは維持費が高いが、高温の本格サウナが楽しめる
  • 電気ストーブは導入コストが高いが、維持費や安くメンテナンスが楽
  • 自分で組み立てて設置費用を浮かせることもできる
  • サーモウッド加工で耐用年数を伸ばせる

販売サイトの「Sa!una(サウーナ)」では年間1000台以上の販売台数を記録しており、バレルサウナを楽しむ方が年々増えてきています。

導入コストもかなり下がってきており、車1台分の価格でバレルサウナの導入が可能です。

見積もりなどは無料相談できる販売サイトもあるため、まずはぜひお問い合わせしてみてください。

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