バレルサウナを自宅で楽しもう!メリット・デメリットや後悔しないための選び方を解説!

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「自宅にサウナを置いて楽しみたい」とサウナ好きなら一度は考えたことがあるのではないでしょうか。

自宅用サウナの中でも、樽の形がおしゃれな「バレルサウナ」が人気となっています。

そこでこの記事では、家庭用バレルサウナの選び方や、メリット・デメリットについて徹底解説します。

また、自宅にバレルサウナを設置する際の注意点も紹介していますので、バレルサウナを自宅で楽しみたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

人気のバレルサウナは自宅に設置できる?

砂の上に設置しているバレルサウナ

バレルサウナは自宅に設置できるのか疑問を抱えている方もいるのではないでしょうか。

結論からいいますと、バレルサウナは庭や屋上など十分な空間が確保されればどこにでも設置することができます

バレルサウナは戸建てだけでなく、広いベランダやバルコニーがあれば賃貸マンションでも設置することが可能です。

ここ数年では、著名人がテレビやYouTubeなどでも自宅や別荘にバレルサウナの設置したことを紹介しており、日本でも導入する方が増えています。

自宅にバレルサウナを設置するメリット

背景に花があるメリットの文字

自宅にバレルサウナを設置するメリットには以下の5つがあります。

家庭用バレルサウナのメリット
  • 人の目を気にせず自由に楽しめる
  • 熱がまわりやすく温まるのが早い
  • サイズが豊富にある
  • 耐久性が高い
  • DIYやカスタマイズができる

バレルサウナは、自宅に設置できるサウナのため周りを気にせず存分に楽しむことができます。

サイズも豊富にあり、使用する人数や予算に合わせて選ぶことが可能です。

飲み物を飲んだり音楽を聴きながらゆっくり楽しめるのは魅力的ですね!

バレルサウナは筒状の樽型なので、通常のサウナよりも室内が温まりやすいのが特徴です。

また、耐久性が高く最大10~15年もつと言われていますが、防水や防湿対策をしっかり行うことでさらに長く使用することができます。

バレルサウナは、キット購入もできるので、DIYが好きな方は自分好みにカスタマイズすることも可能です。

自宅にバレルサウナを設置するデメリット

背景に眼鏡と葉っぱがあるデメリットの文字

自宅にバレルサウナを設置するデメリットがあるのも事実です。では、どんなデメリットがあるのかみていきましょう。

自宅にバレルサウナを設置するデメリットには以下の4つがあります。

家庭用バレルサウナのデメリット
  • 初期費用や維持費がかかる
  • 配置場所の確保が必須
  • メンテナンスが必要
  • 外気温の影響を受けやすい

家庭用バレルサウナの導入には、初期費用や維持費がかかるのがデメリットしてあげられます。

バレルサウナを自宅に設置する際に最低限確保しておくべき予算は250万円程度です。

バレルサウナの本体費用の他に、サウナ用ストーブ代、輸送費や施工費、電気工事費、水風呂の桶代などを諸々合わせると大体250万ぐらいは最低限確保しておく必要があります。

また、サイズの種類が豊富といえど、ある程度の配置場所を確保しなくてはなりません。

さらにバレルサウナは、断熱材や防湿シートもないため外気温の影響を受けやすく、寒さが厳しい冬の季節にはサウナ内の気温が上がりにくくなります。

そして、バレルサウナを長持ちさせるためにはメンテナンスが必要不可欠です。

サウナ内は汗や湿気が原因でカビや黒ずみが発生しやすくなってしまいます。そのため、定期的にサウナ室内の掃除を行う必要があるのです。

バレルサウナを使わないときはシートで覆うなど対策しましょう。

失敗しない!家庭用バレルサウナの選び方

サウナでロウリュウ

家庭用バレルサウナを設置する前に失敗しない選び方を確認しておきましょう。

家庭用バレルサウナの選び方
  • 使用人数で選ぶ
  • 値段と設置費用
  • メンテナンス性

使用人数で選ぶ

バレルサウナを使用する人数によってサイズが変わってきます。予め使用人数を決めておくことが大切です。

バレルサウナのサイズ目安
  • 直径の目安:1.8m~2.3m
  • 奥行きの目安:1.2m~4.0m

バレルサウナは使用人数によって直径に大きな差はないのですが、奥行きが変わってきます。

以下では奥行きの目安を表にしました。自宅に設置できるスペースがあるのかも一緒に検討してみてください。

1~3人用2~3人用4~6人用8~10人用
奥行き:1.2m奥行き:1.2m奥行き:2.2m奥行き:4.0m
参照:totonou

値段と設置費用

バレルサウナ本体の平均販売価格は100万円~となっており、高価格です。

使用している材料にもよりますが、国産ヒノキなど国産木材を使用したものだと200万円以上かかる場合もあります。

その反面、輸入品のバレルサウナは80~180万円ほどとなっており、比較的低価格で購入できる傾向があるようです。

また、設置費用がかかることも忘れてはいけません。

設置するための工賃は別料金となることが大半です。小さいものでも設置をお願いすると、30万~40万ほどかかるようです。

設置費用を節約したいのであれば、DIYで組み立てることも視野に入れておくといいですね。

メンテナンス性

バレルサウナはメンテナンスが必要不可欠と上記でも解説しましたが、選ぶ際のポイントがあります。

選ぶ際のポイント
  • 保護塗料をつける
  • サーモウッドを使用した製品を選ぶ
  • パーツ交換可能な製品を選ぶ

バレルサウナは壊れたからといって直ぐに買い替えられる物ではありません。そのため、メンテナンスをしやすい製品を選び、できるだけ長く使用しましょう

経年劣化や破損時も各パーツごとの交換ができるものを選ぶといいですよ。

家庭用バレルサウナを購入する際の注意点

注意マーク

家庭用にバレルサウナを購入するときの注意点は以下になります。

家庭用バレルサウナ設置の注意点
  • 設置場所や周辺を確認する
  • 初期費用だけでなく維持費も考慮する
  • 法律を確認しておく

設置場所や周辺を確認する

バレルサウナを家庭に置く場合、庭に設置することが多いと思いますが、十分な設置スペースが確保できるのか予め確認する必要があります。

道路や近所からの視線が気にならないかもチェックですね!

また、水風呂も設置するのなら水道が近くにあると便利ですし、照明や電源ストーブなどを使用するのなら電源の確保もしておくと安心です。

バレルサウナを設置する前にシミュレーションしておくことで失敗を回避できるでしょう。

初期費用だけでなく維持費も考慮する

バレルサウナを購入する際に初期費用のことだけ考えるのはNGです。

サウナを使用する際は必ず燃料費がかかりますが、これは電気ストーブか薪ストーブかによって異なります。

  • 【電気ストーブ使用の場合】
    →1時間あたり120円ほど(200vで4.5kwのストーブ)
  • 【薪ストーブ使用の場合】
    →1時間あたり約100~300円ほど(薪の種類により変動あり)

また、バレルサウナが劣化して使用できなくなった場合の撤去の費用も頭に入れておきましょう。

自分で分解できるのであれば問題ないのですが、自分で処理できない場合は業者に依頼しなくてはなりません。

そうなると解体や廃棄費用も必要になってきます。

バレルサウナを設置する際は処分にかかる費用のことも頭に入れておくことが大切です。

法律を確認しておく

家庭にバレルサウナを設置する際は、消防法(家庭用サウナ向けの規定)建築基準法を確認しておく必要があります。

理由は、建築基準法で「建築物」と判断された場合、建築確認申請が必要になるからです。

また、自治体によっては消防署への申請が不要となる場合もあるため、詳しいことは住んでいる役所で相談してみましょう。

メーカーによっては、申請に関するアドバイスをしてくれるところもあるので、不安があるときは都度確認することをおすすめします。

国内の家庭用バレルサウナ販売業者3選

ここからは国内の家庭用バレルサウナ販売業者を3つご紹介します。

sa!una(サウーナ)

おすすめポイント
  • 29万円台から購入可能
  • 高品質な木材を選べる
  • 設置実績が豊富

sa!unaのバレルサウナは、低価格でバレルサウナを堪能したい方におすすめします。

その理由は、国内唯一のバレルサウナ製造工場と直接取引しており、中間手数料や輸送費等のコストを抑えているからです。

sa!una独自の製造ルートがあるからこそ29万円台から購入できるんですね!

また、木材は世界の高品質なものから選ぶことができ、カスタマイズできるオプションも豊富にあるのも特徴です。

sa!unaは年間1000件の販売実績があり、経験豊富な専門スタッフが施行してくれるので安心して依頼することができます。

本体価格298,000円~
形状筒状・樽型・スクエア型
人数2人~10人用まで豊富なサイズ展開
対応可能なストーブ電気ストーブ・薪ストーブ
ストーブ価格電気ストーブ
423,500円~
薪ストーブ
458,000円~
ロウリュウ
設置費要見積もり
運搬費要見積もり
木材の種類パイン・ツガ・レッドシダー・ヒノキ
サーモウッド加工
耐久性(耐久年数)約10年
保証期間1年間
※金額は全て税込

totonoü(トトノウ)

おすすめポイント
  • エストニア産の木材を使用
  • 日本で導入実績No.1
  • アフターメンテナンスも充実している

totonoüは欧風・エストニア産の木材を使用したサウナを販売しており、今注目されているサウナブランドです。

エストニア産の木材サーモスプルースは、耐久性が高く高品質なのが特徴

国内でもホテルや温泉施設、キャンプ場など日本各地に約200件ほどのバレルサウナを導入しています。

芸能人では藤森慎吾さんや高橋茂雄さんが購入していることで知られています。

また、totonoüでは許認可申請を無償サポートしており、安全にサウナを設置するだけではなく、アフターメンテナンスにも力を入れてるので安心して依頼することができますよ。

北欧の本格的なサウナを購入したい方におすすめな製品です。

本体価格1,000,000円~
形状筒状・樽型・ボックス型
人数2人~10人用まで豊富なサイズ展開
対応可能なストーブ電気ストーブ・薪ストーブ
※各種ストーブはオプション購入
※バレルサウナの種類により対応ストーブが異なる
ストーブ価格電気ストーブ
480,000円~
薪ストーブ
250,000円~
ロウリュウ
設置費200,000円~
運搬費20,000円~
木材の種類サーモスプルース(エストニア産)
サーモウッド加工
耐久性(耐久年数)約10年
保証期間1年間
※金額は全て税込

BURROW(バロウ)

おすすめポイント
  • 世界初・日本初のヒノキを使用
  • 全てオーダーメイド
  • 体験や見学ができる展示場がある

BURROWは世界初・日本のヒノキを採用したバレルサウナを販売しているブランドです。

大のサウナ好きの社長さんが、コロナ禍によってホテルや旅館でサウナが使用できないとこから、マイサウナの夢を実現させるため2020夏にバレルサウナの開発をスタートさせました。

木材は、強度と防水、耐久性に優れているヒノキを使用しており、輸入品やキット販売では見られない断熱材と防水シートを挟む二重構造が標準仕様となっています。

また、全てオーダーメイドとなっており、職人さんが一つひとつ仕上げたものを設置してくれます。

BURROWではバレルサウナの体験や見学ができる展示場があり、実際にととのえる体験が可能◎

一度体験してから検討したい方は予約してみるといいでしょう。

本体価格1,540,000円~
形状筒状・樽型サウナ
人数
対応可能なストーブ電気ストーブ・薪ストーブ
※各種ストーブはオプション購入
ストーブ価格電気ストーブ
533,280円
薪ストーブ
295,900円
ロウリュウ
設置費要見積り
運搬費要見積り
木材の種類常陸檜(ヒノキ)
サーモウッド加工
(外装部分)
耐久性(耐久年数)約10年
保証期間本体:3年間
BURROWの電気ストーブ:半年
(個人購入の場合)
※金額は全て税込

まとめ

この記事では、家庭用バレルサウナの選び方やメリット・デメリット、設置する際の注意点を解説しました。

この記事のポイント
  • バレルサウナはどこにでも設置できる
  • 最低限確保しておく予算は250万円程度
  • 平均販売価格は100万円~
  • メンテナンスは必要不可欠
  • 維持費も考慮する必要がある

バレルサウナを家庭に設置する際は、設置場所や維持費について予め調べておくことが重要です。

中には実際にバレルサウナを体験できる施設もあるので、一度足を運んでみるのもいいでしょう。

バレルサウナは安い買い物ではないので、しっかり計画を立ててじっくり選ぶことをおすすめします。

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