スタッフブログ

2017年10月19日

【極み職人VO.1】自由な書を通じて超前向き思考を広げる達人

原武(さくらもち制作部)

原武(さくらもち制作部)

こんにちは、さくらの森の原武です。

会報誌「さくらもち」でもご紹介している「極み職人」。

極み職人では、様々な分野で日本一を目指している方々に

スポットライトを当てたいそんなコンセプトでやっています。

そんな極み職人を今回ホームぺージでもご紹介させていただくことになりました。(^o^)

今後も皆さまに様々な分野の事をお伝えし、少しでも興味を持ってもらい、趣味に発展するようになったり、職人さんの元に足を運んでもらったりするようなきっかけになれたらなと思います!

 

さて、今回ご紹介させていただく職人さんは

“自由な書を通じて超前向きな思考を広げる達人”です。

さとり書 糸島ギャラリー 

山上淑恵(Toshie Yamagami)

八月にさくらの森で、スタッフ勉強会の一環としてある講師をお招きした。そしてその「さとり書」なる筆ペン習字が、スタッフの間で大好評だった。みんなが口々に「よかった」という。しかし、よくよく話を聞くと、どうもその講師・山上淑恵先生の人柄を含んだ話をしている。
 何となく気になったので、先生との窓口になっていた弊社コンシェルジュの与那覇を通じてお会いする機会を作ってもらった。
 向かった先は、この「さくらもち」で何かとよく訪れている糸島。そこに私たちを迎えてくれたのは、その日の空のようにどこまでも晴れやかな笑顔の方だった。
 しかし話は、父親の死をきっかけに、二十九才から学校に通い看護師になったこと、彼女を突然襲った難病、そんなところから始まった。

    

筆文字でありながら、侘び寂びとは無縁の、笑顔と感謝に満ちた文字が壁一面を覆っている

揺らめく星の先に

 

 彼女を襲ったのは、膠原病だった。首から下が全く動かない。治療のために、病院以外にもありとあらゆることを試した。そんな時に出会ったのが、以前知人が紹介してくれたある本の中の言葉。
 「『困った人だ』『本当に嫌になっちゃう』と口にしていると、明日もまた同じ言葉を言わなければいけない出来事が起きるようになっている」
 山上さんは、これを「自分が痛いと言っている限り、この痛みはいつまでも続く」と捉えた。そこで、自分の体をさすりながら「ありがとう、ありがとう」と言葉を変えてみた。
 そして、奇跡的に少しずつ体が動き始めた頃、ベランダから夜空に揺らめく星を見ていた。その先が、今思えば糸島だったのだ。

 

まずは自分に感謝

 

 体の回復と並行して、食べる物にも気遣い始めた山上さんが健康食品を探していた時に出会ったのが、「智ちゃん先生(林田智子さん)」と山上さんが呼ぶさとり書の家元、彼女の師匠だった。
 

 さとり書が大切にしているのは、「差」を取り去ること。つまり、他の人との比較をしないこと。比べるからストレスが生まれ、比べるから「上手く書けない」となるのだと。できなければ二度書き三度書きすればいいと言うのが教室の方針。できないと思ってもいいが、言葉は「できる」にしましょう、と。
 

 これは、山上さん自身が大病から治った経験にも基づいている。自ら発する言葉を前向きなものに変えたことで、自分の脳をある意味錯覚させ、体に作用したと考えているからだ。
 そして、山上さんが書きながら生徒さんに伝えているのが、まずは自分に感謝するということ。自分に感謝できない人が、本当の意味で他の人に感謝はできない。
 

 だから、「何であんなこと言ってしまったんだろう」と失敗した時に自分を責めてしまいがちだが、「できなかったのは今の自分なんだ」と認めることだ、と。等身大の自分を認めて、今後どうしたらいいか、ゆっくり考え方を変えていく。自分自身を褒めて「ありがとうの根っ子」を張らなければ、花を咲かせることはできないと山上さんは言う。

  

幸せは簡単

  

ここ(教室)は、きっかけでしかない、と山上さん。筆を運びながら、発する言葉の大切さを生徒さんたちに話すが、それぞれ普段の生活に戻れば元の自分になってしまう。でも、そんな自分を認めて、一歩ずつ変わっていけば良いということ。
 看護師の頃にたまたまバスツアーで訪れた糸島に導かれるように居を構え、教室を始めて二年。生徒さんも福岡、北九州などに増えてきた。 「書を通じて伝えていきたいことがあるんです」と前置きして山上さんが言った。「幸せって簡単なんです。まずは自分。自分に感謝してますか?」
 天真爛漫な山上さんは、意識改革の職人だった。

 

↑山上先生と与那覇、原武

 

山上淑恵さんプロフィール

2015年6月 智書(さとりしょ) 師範認定
2015年8月末 看護師を退職
2015年10月「智書・糸島ギャラリー 智慧の森」を開業

智書糸島ギャラリー智慧の森

智書とは、福岡市在住の林田智子さんの考案。筆ペン一本で心を伝える癒しの書。書き順や描き方にこだわらず、個性を生かしてのびのびと絵のように表現します。今後も 智書を通して、私の経験「幸せは簡単! 」を全国のみなさんに伝えていきます。
出張以外はほぼ毎日糸島で 教室をしております。また、福岡市内などプライベートレッスンにも行ってます。

〒819-1117
福岡県糸島市前原西1-7-31-106
TEL…092-339-0234
MAIL…chienomori49@gmail.com

 

 

 

 

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さくらの森の会報誌「さくらもち」の企画編集、執筆、写真を担当。

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