スタッフブログ

2018年06月22日

さくらの森スタッフと行く。きまぐれ道中【vol.10】

中山(企画)

中山(企画)

 

 今回は商品の原料を求めて、比叡山の延暦寺のある滋賀県を訪れました。

 滋賀県仰木町で、無農薬野菜の栽培を行っている伊藤さんにご案内していただき、比叡山延暦寺を巡った道中となりました。

 

 

 

 天台宗の総本山、かの有名な比叡山延暦寺。この地で僧侶比叡山延暦寺。この地で僧侶が行う千日回峰行という修行をご存知でしょうか。

 約千日間、険しい山中を毎日歩き続け、総距離はなんと地球一周分(約四万キロ)に相当!最後の九日間は、飲まず食わず眠らずで不動真言十万回を唱えるという、想像を絶する荒行なのです。

 「戦後達成者はたったの十四人、その内の一人に先日お会い出来たんですよ。地元民として感動したなあ」

 そんなお話を、滋賀県仰木町で無農薬野菜の栽培を行っている伊藤さんが教えてくれました。弊社の商品に使う最良な原料を求めての道中でしたが、「せっかくなので歴史もご案内しますよ」という伊藤さんのお言葉に甘えて、比叡山延暦寺を案内していただきました。
 三拠点ある延暦寺のうち、最澄が最初に開いた東堂へ。僧侶が命がけの修行を行っただけあり、静寂で張り詰めた空気が漂っています。気温は二度。靴を脱ぎ大講堂へ入ると、木造床はぐっと息を呑むほど固く冷たく、しびれる足先から修行の厳しさを痛感します。

 壁一面には、聖徳太子・親鸞・日蓮など仏教・天台宗ゆかりの高僧の肖像画が掲げられ、その存在感は思わず背筋が伸びるほど。ここが総本山なのだと実感しました。

 

 次に、厳かな雰囲気の根本中堂へ入ると、薄暗い堂内にぼんやり浮かぶ灯火が。これは『不滅の法灯』と呼ばれ、最澄の時代からなんと千二百年間、絶やさず火が灯され続けているのだそうです。

 ここから誰もが知る熟語が生まれています。油を断ってしまうと、大事な火が消えてしまう…『油断大敵!』というわけ。油をうっかり注ぎ忘れた顔面蒼白の僧侶を想像し、こちらまでヒヤリと肝が冷えました。でも、そこはご安心を。この地の伝統や文化は、僧侶だけでなく、地元の人々によって大切に守られ続けています。

「この地域では、親や近所の大人たちから、最澄の教えを受け継いでいるんです。『忘己利他』の精神で、己のためではなく人の役に立つことを大切にしています。」

 その言葉通り、伊藤さんは福岡から訪れた私たちに、本当に惜しみなく様々な事を教えてくださいました。
 そんな土地で作られた、思いが込もった原料を使った商品を、近い将来お届け出来るよう計画中です。ぜひご期待ください。

 

 

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