栄養のこと

2018年10月24日

【ルテイン】目の健康を保つカロテノイド・その2|栄養成分辞典

大塚(企画部)

大塚(企画部)

ルテインとは

 

ルテインはカロテノイドと呼ばれる色素の一種です。

マリーゴールドなどの黄色の花弁や緑黄色野菜などに含まれる黄色、オレンジ、赤色色素で、強い抗酸化作用を持っています。

特に目の黄斑部に蓄積されている成分で、目の老化を引き起こす活性酸素を抑えたり、テレビやスマートフォンなどから発せられる有害なブルーライトから目を守る力があると言われています。

このように、ルテインは目が正常に機能するために重要な働きをしています。

また、目に存在するルテイン量は加齢とともに減少すると言われています。

ルテインは色素の1つで、5大栄養素には含まれません。

よって1日に摂取すべき量や上限量などは特に設定されていません。

 

フリー体ルテインとエステル体ルテイン

フリー体ルテインとは、体内に存在するものと同じ形のルテインのことで、摂取した後、形を変えずにそのまま体内へ吸収されます。

一方、エステル体ルテインとは、フリー体に脂肪酸が結合したものです。

原料的にも安価ですが、ヒトの体内に入ってもそのまま吸収されないので、カラダの中の消化酵素の力を借りてエステル体ルテインからフリー体ルテインへ変化して吸収されます。

つまり、配合量が記載されているサプリでも、使用している原料がフリー体ルテインかエステル体ルテインのどちらかであるかによってカラダへの吸収量は大きく異なるのです。

 

ルテインが不足すると…

ルテインは光による酸化ダメージから水晶体と黄斑部を守っています。

ルテインが不足すると、水晶体においては白内障、黄斑部においては加齢黄斑変性症といった、眼疾患リスクにつながることが実証されています。

現代では、栄養の偏った食生活、光の暴露量の拡大、ストレスなどによって、年齢を問わずに眼疾患リスクが高まってきていると言われています。

 

こんな人におすすめ

・目の疲れが気になる

・長時間のパソコン作業をする

・空き時間があればスマホを触るくせがある

・加齢性黄斑変性症で悩んでいる

 

ルテインの良きパートナー『ゼアキサンチン』

ルテインと同様、ゼアキサンチンは、ヒトの目の黄斑部や水晶体に存在するカロテノイドの一種です。

ルテインとゼアキサンチンは、体内ではセットで存在しており、ルテインの一部が必要に応じてゼアキサンチンに変換される仕組みになっています。

これらは同じ分子から出来上がった構造の異なる異性体で、働きも非常に似ています。

視覚機能にとってきわめて重要な役割を果たしている水晶体や黄斑部において、抗酸化力を発揮する成分はルテイン・ゼアキサンチンのみだと考えられています。

米国の研究機関より『ルテインとゼアキサンチンを【5:1】の比率で摂取すると加齢性黄斑変性症のリスクを軽減することができる』ことが実証されています。

摂取するときのポイント

ルテイン、ゼアキサンチン共に脂溶性の色素なので、これらを含む緑黄色野菜を油を使って調理したり、魚や肉類と一緒に食べることで、吸収率UPが期待できます。

大塚(企画部)

この記事を書いた人

大塚(企画部)

大学時代、栄養学を専攻し在学中に管理栄養士免許を取得。現在は商品開発や情報発信に役立ててます。

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