栄養のこと

2018年09月25日

【クロセチン】目の健康を保つカロテノイド|栄養成分辞典

大塚(企画部)

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クロセチンとは

 

クロセチンは、クチナシの果実やサフランに含まれる黄色い天然色素で、カロテノイドの一種です。

古代よりハーブやスパイスとして世界中で利用されてきました。

クチナシ抽出物が鮮やかで美しい黄色を示すことから、日本では天然由来の着色料として、栗きんとんや沢庵など、様々な食品に利用されています。

クロセチンはカロテノイドの中でも分子量は非常に小さく、体に吸収されやすいことから『効果の即効性』と『少量でも高い効果』を期待できます。

また、油だけでなく水にも溶けやすい性質(両親媒性)を持っていることから、体の幅広い範囲に働きかけることができると言われています。

そのため目や脳など一般的なカロテノイドでは入り込めない箇所も通過することができ、体のすみずみまで行き届くことができるのです。

強い抗酸化力が特徴で、主な働きとして『眼精疲労の改善』『血流の改善』『疲労回復』『睡眠障害の改善』などが知られています。

 

 

こんな人におすすめ

・目の疲れが気になる

・長時間のパソコン作業をする

・ぐっすりと眠れない

 

クロセチンのうれしい働き

目の健康を保つ

モノを見るとき、目はカメラのような仕組みで映像を捉えます。

例えば、水晶体はレンズ、毛様体はレンズの調整、網膜はフィルム。

その他の部位も大事な働きを担っており、それらが映し出した映像を視神経によって脳へ伝達されます。

クロセチンは、分子量が非常に小さく、毛様体に直接働きかけ、ピント調整を円滑にします。

この働きによって、『見たい対象物』をしっかり見えるようサポートします。

その他にも、緑内障の予防や神経保護作用もあると言われています。

 

疲労回復効果

クロセチンには、血液の流れをスムーズにする働きがあります。

その働きに加え、高い抗酸化作用をも有することから、体に溜まった疲労物質(乳酸)の分解を促したり、血行不良が原因の肩こりも改善します。

 

睡眠の質を改善

クロセチンには、睡眠の質を改善する効果が期待されています。

自覚しやすい部分では、『よく眠れた』『起きてすぐ頭がスッキリ』などです。

睡眠に軽度の問題を感じている健常男性に対し、クロセチンを2週間摂取させたところ、クロセチン摂取後は中途覚醒回数が減少したことが明らかとなっています。

クロセチンを摂取することで睡眠の質が高まるだけでなく、疲労回復効果も向上し、蓄積しやすい目の疲労の改善も期待できます。

大塚(企画部)

この記事を書いた人

大塚(企画部)

大学時代、栄養学を専攻し在学中に管理栄養士免許を取得。現在は商品開発や情報発信に役立ててます。

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