食べること

2018年04月04日

【管理栄養士が考える”食品添加物”とは①】食事×健康 ブログ vol.2

大塚(企画部)

大塚(企画部)

こんにちは。
さくらの森管理栄養士の大塚です。
 
前回のコラムを書き終え、
次回からどういった内容にしようかな
と色々考えていた時に
 
『大塚さんに相談したいんです。』
と、さくらの森コンシェルジュスタッフから
ランチのお誘いをいただきました。
 
他愛もない話から始まり、
場も和んだところで
『今回どうされたんですか?』と伺うと
 
『普段の食事にたくさん食品添加物が
含まれていることを知りました。
それですごく敏感になってて…
 
けれど、本やテレビの情報って怖いことばかり強調してて
これも食べれない、あれも食べれないとなる一方。
 
あまり見てていい気がしないんですよね。
 
大塚さんは添加物に関してどう思いますか?』
 
という質問が返ってきました。
 
 

『食品添加物』に対して私が持っていた印象

 
 
私、恥ずかしながら大学在学時は
正直添加物に関して無関心でした(-_-;)
 
 
大学時代に学ぶ『添加物』の項目は
 
・どういう場合に、食品添加物の表示を免除できるか
・添加物とその用途(例:お肉の発色剤ー亜硝酸塩)
 
など形式的なものが多く
生活レベルに落とし込んだ知識があまりなかったんですよね。
 
 
社会人になり、さくらの森の企画部として
お客様に情報を発信していく立場になったときに
『今まで以上に”健康的な食”について知識を深めたい』
『お客様に分かりやすい言葉で情報を伝えたい』
という想いが強くなり、
まず第一歩として食品添加物について
再度勉強しなおしました。
 
 
今では、コンビニに行った際は必ず裏面の表記を見ますし、
調味料も多少高くても添加物の少ないものを選んでいます。
 
 

何気なく飲み物に入れていた○○が、まさか添加物からできてたなんて!

 
食品添加物を意識しだして強く感じたのは、

「何が正しい情報なのか見えにくい」ということ。

例を挙げていうと、コーヒーフレッシュ。
コーヒーに入れる”白いポーション”ですね。
 
「あれってミルクだよね?」
そう思っている方も多いのではないでしょうか?
 
あの中身はまぎれもなく「添加物の結晶」です。
 
ネットで調べると、”体に悪い”という意見がある一方
”体に悪くない”と書かれているものもありました。
 
もはや何が正しいのか…
 
いろんな人の意図で情報が装飾されて、
判断することが難しくなっている、
そんな印象を受けました。
 
 

『疑問を持つ』と見えてくる、その正体は…

 
皆さん、少し考えてみて下さい。
 
もしコーヒーフレッシュが本当に牛乳(ミルク)から作られているのなら、
なぜ常温であんなに日持ちがするのでしょうか。
 
ファミレスやコンビニで小分けにしてあるものには
成分の表示義務はありません。
 
しかし、スーパーなどで袋売りされている
コーヒーフレッシュの裏面を見てみると
 
□植物油脂…サラダ油
□乳化剤…油と水を混ぜる
□pH調整剤…日持ちをよくする
□香料…クリームっぽい香りをつける
□乳製品
 
こういった成分が列記されていることに気付きます。
 
そこで、こう疑問に思ってほしいのです。
 
 
『ミルクのはずなのに、
なんで植物油脂や香料などを入れる必要があるのだろうか?』と。
 

『乳製品』という表示の裏にある真実

 
ミソなのが「乳製品」という表示。
こう書かれているなら、ちょっとは牛乳入っているんじゃない?
って思ってしまいますよね。
 
しかし、法律上この「乳製品」は
25もの区分に分けられている乳製品の総称を指します。
 
 
一部抜粋すると
濃縮ホエイ、脱脂濃縮乳、無糖練乳、無糖脱脂練乳、加糖練乳、 加糖脱脂練乳、全粉乳、脱脂粉乳、クリームパウダー、ホエイパウダー、たんぱく質濃 縮ホエイパウダー、バターミルクパウダーなど
  
 
聞きなれない名前だらけで、
いったい何なのかイメージが沸かないものばかりではないでしょうか?
 
いわゆる『純粋な牛乳』は含まれておらず、
何らかの加工を施したものでも「乳製品」と表記することができるのです。
 
こういうものを用いることでコスト面をグッと抑え、大量に生産することが可能になります。しかも乳製品って書けるから、消費者も違和感を感じません。食品加工業者からするとこれを利用するほかありません。
 
 
こうして、「ミルクっぽいのサラダ油」が完成するのです。
 
 

知ること、そして選択をするということ

 
それまで紅茶やコーヒーが出されると、
ポーションを欠かさずいれていましたが
事実を知ってからというもの、一切入れなくなりました。
 
 
私の中で『手軽さ』『おいしさ』『安さ』『安全性』等を考えたときに
そこまでのリスクを負ってまで、入れる必要はないと判断したからです。
 
 
でも、まずはその事実を知らないことには天秤にもかけようがありません。
改めて『知ること』の大切さを実感しました。
 
 
次回も引き続き、あっと驚く『身近な食品に隠された食品添加物』と、
それらとどう上手く付き合っていくのかについてお話したいと思います(^_^)/
 
 
 

大塚(企画部)

この記事を書いた人

大塚(企画部)

大学時代、栄養学を専攻し在学中に管理栄養士免許を取得。現在は商品開発や情報発信に役立ててます。

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