ウォーターサーバーはいらない?理由やいる人の特徴、不要な人にやめた理由を紹介

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ウォーターサーバーは便利なものですが、「使いにくい」「いらない」と感じてしまう人もいます。今回は、ウォーターサーバーが継続できない理由について紹介するとともに、自分に合うウォーターサーバーの選び方についても触れていきます。

ウォーターサーバーがいらないと感じる理由

ウォーターサーバーを契約してみたはいいものの、使いこなせずに結局解約してしまうという人も少なくありません。ウォーターサーバーは便利なものではありますが、使い方や使う環境によっては、使いにくい、必要ないと思ってしまうものなのです。

ということでここからは、実際にウォーターサーバーを使って「いらない」と感じてしまう理由について紹介していきます。

ボトルが重くて交換が大変

ウォーターサーバーでは、10リットルから20リットルほどの容量の水の入ったボトルを設置して、美味しい水を楽しむことができます。しかし、ボトルに水がたっぷり残った状態だと、持ち上げたり設置したりするのに一苦労。多くのウォーターサーバーはボトルをサーバーの上に設置するので、持ち上げる際の負担が大きいのです。

最初は頑張ればいいと思っていても、何度もボトル交換を続けていくうちに、億劫になってしまうことも。その結果、継続して使うのが面倒になってしまい、解約してしまう人も多いものです。

特に女性などは男性と比べて筋力が少ないので、ボトルの交換が大きな負担となってしまうことも。ただ、近年では軽量ボトルやボトルを下に設置するタイプもあるので、これらをうまく活用してみると良いでしょう。

ノルマがあるので水を使い切るのに苦労する

ウォーターサーバーの水は、基本的に水の入ったボトルが定期的に届くシステムになっているものがほとんどです。普段からよく水を使うという人は、ウォーターサーバーを有効に使うことができるでしょう。

しかし、普段からあまり水やお湯を使う機会が少ないという人は、ボトル交換のタイミングまでに水を使い切ることができず、余ってしまうことも。交換に間に合わせるために無理に水を使うことになってしまうと、何のためにウォーターサーバーを使っているのかわからななくなってしまいます。

ウォーターサーバーの中には、水の定期配達、いわゆるノルマのないものもあります。欲しい時に欲しい分だけお願いすることができるので、水を普段あまり使わないという人も、自分のペースでウォーターサーバーを使い続けることができます。

ランニングコストがかかる

ウォーターサーバーはサーバーの費用や水の料金のほかにも、いくつか料金がかかるので気をつけなければなりません。特に見落としがちなのが、ランニングコストです。

好きな時に水を使いたい場合、常にウォーターサーバーの電源を入れて、サーバー内部をクリーンな状態にしておかなければなりません。しかし、ずっと電源を入れっぱなしにしていると、当然のことながら電気代がかさんでしまいます。

ただ、近年では、コストがかからないように配慮された製品もあります。エコモードによって、水をあまり使わない夜間の使用電力量を下げることが可能です。夜間だけではなく、昼間家にいない人などは、自身のライフスタイルに合わせて節電ができます。

置く場所の確保が難しい

ウォーターサーバーを買ってみて「いらない」と思った人の中には、「思ったよりも大きくて置く場所を確保できなかった」という意見が比較的多く見受けられます。ウォーターサーバーは大容量の水のボトルを設置しなければならないので、ある程度本体も大きめになっています。

ただ、部屋が狭い場合、このウォーターサーバーによって圧迫感を感じてしまうことも。一軒家などならいいのですが、マンションやアパートの場合は、事前に製品のサイズを確認した上で、サーバーを置く場所についても考えておく必要があります。

近年では、スリム設計のウォーターサーバーや卓上型なども多く展開されているので、自身の部屋のサイズなどを考慮して選ぶと良いでしょう。

掃除が面倒

ウォーターサーバーは、毎日新鮮な水を飲むことができるのが大きな魅力です。しかし、いつでも衛生的な状態を保つためには、適度な掃除が必要です。特にサーバー内部は湿気が多いので、雑菌も繁殖しやすいです。定期的に細かい部分まで掃除をしなければなりません。

クリーン機能などがついているサーバーの場合、定期的に熱水を放出してサーバー内を殺菌できるものもあります。しかし、この機能では細かい部分まで手入れをするのは難しいものです。かといって、自分でやるのも面倒ですよね。この手間が面倒で、使わなくなってしまうという人も多いのです。

ウォーターサーバーは、クリーン機能だけでなく、定期的なメンテナンスも必要です。メンテナンス中はサーバーを利用できないのもデメリットです。また、サーバーによってはメンテナンス料がかかる場合もあるので、この点に関しても不満の声があります。

水道水で満足できる

ウォーターサーバーを使うことで、いつでも新鮮な水を飲むことができます。水道水の風味が苦手だという人は、ウォーターサーバーを使用することで、ストレスなく水が飲めるのがメリットです。

しかし、水道水を飲むことに対して抵抗がないという人は、ウォーターサーバーを使わなくてもさほど支障はありません。むしろ、ウォーターサーバーのランニングコストなどを考えると、ウォーターサーバーの方が費用がかさんでしまいます。

そのため、普段から水道水を飲むことに抵抗がない人は、ウォーターサーバーはいらないと感じてしまうことが多いようです。

自宅にいる時間が少ないので使わない

ウォーターサーバーを自宅に設置する場合、基本的に自宅で使用することになります。ウォーターサーバーは基本的に据え置き型であり、持ち運びなどが難しいのがデメリットです。そのため、自宅にいる時間が短いという人にとっては、あまり使えず無用の長物と鳴ってしまうでしょう。

ウォーターサーバーの水をボトルに入れて持ち運ぶこともできますが、それでも自宅で使用する機会が少ないと、水の使用量も減ってしまいます。水を定期的に使用していかないと、結局ボトル交換のノルマが負担になって、続かなくなってしまうでしょう。

そのため、まずは自宅にいる時間を考慮してウォーターサーバーを選ぶことが大切です。飲むだけでは使い切れないことも多いので、料理など他のことでも使うのかどうかということを考えてみましょう。

ウォーターサーバーがおすすめな人の特徴

ウォーターサーバーを使いこなせない人も多いですが、ウォーターサーバーを使うことで生活が豊かになる、という人もいます。自分に向いているのかをチェックするためにも、ウォーターサーバーがおすすめな人の特徴をチェックしてみましょう。

子供用のミルクを作る人

子供がいる家庭では、お湯を使ってミルクを作ることも多いでしょう。水道水でも作ることができますが、余計な成分が入っていないミネラルウォーターを使いたいという人も多いもの。デリケートな赤ちゃんが摂取するものなので、安全なものを使いたいと言う人も多いおです。

子供用のミルクを作るのにも、ウォーターサーバーは役立ちます。サーバーは冷水を飲むのが目的と思われがちですが、近年のウォーターサーバーの多くには、温水機能もついているのです。温水機能がついていることで、ミネラルウォーターを使って暖かい飲み物を作ることができます。

ミルクは一度温めて覚まして作るので、手間がかかります。ウォーターサーバーで温水を使うことで、ミルク作りの手間も大きくカットすることが可能です。

ホットドリンクを飲む機会が多い

ウォーターサーバーは、前述のように温水機能がついているものが一般的です。そのため、温かいお湯を使ってドリンクを作ることもできるのが大きなメリットです。普段からホットドリンクを飲む機会が多いという人は、ウォーターサーバーをより活用できます。

ホットドリンクを飲む場合、ヤカンなどでお湯を沸かすか、ポットを使うことが多いでしょう。しかし、ポットを置くのも場所がいりますし、ヤカンで沸かすのは手間がかかります。ウォーターサーバーを使うことで、温水も冷水も使い分けられる上に、一体型なので場所も節約できます。

冬場だけでなく、日常的にホットドリンクを飲むという人は、ウォーターサーバーを使うことでより便利になるでしょう。

ミネラルウォーターが好き

ウォーターサーバーで使う水は、種類の違いはあれど、基本的にはミネラルウォーターです。水道水よりも不純物が少なく、変な風味もなく飲みやすいので、ミネラルウォーターでないと飲めないという人も多いでしょう。

とはいえ、お店でミネラルウォーターを買ってくるとなると、手間もかかりますし何よりも重いです。飲み終わった後のボトルもゴミになってしまうのがデメリットです。特に女性の場合は、毎回思い買い物をするのは負担が大きいでしょう。

ウォーターサーバーであれば定期的に水のボトルが自宅に届くので、水を買いに行く手間を省くことができます。大容量でたっぷり使える上に、ボトル交換式のタイプならゴミがたまることもありません。

水を買うのが面倒な人

水道水が苦手な人は、お店で水を買ってきて使うということが多いでしょう。しかし、水も重いですし、まとめ買いをしようとすると結構な負担になります。必要な時に買おうと思っても、買いに行く手間がストレスになってしまうかもしれません。

このように、水を買うのが面倒な人にとっては、ウォーターサーバーは便利な道具です。好きな時に自由に水を使うことができる上に、水を買いに行って持って帰ってくる負担もありません。

ウォーターサーバーは温水が使えるものも多いですし、置いておけば用途が広がって料理やホットドリンクなどいろいろなものに役立てることができます。飲むだけでなくいろいろなことに水を使いたいという人には、特におすすめです。

料理をするのが好きな人

ウォーターサーバーは、水を飲むだけのものと思われがちですが、実際には様々なことに役立てることができます。普段から自宅で料理をする機会が多い人にとっては、料理にも使うことができるので、重宝するでしょう。

ミネラルウォーターをたっぷり使って煮込み料理などもできますし、いろいろな面で役立てることができます。また、温水機能がついているものも多いので、カップラーメンなどを作るのにも便利です。

普段の水道水でも良いのですが、少しでも水にこだわりたいという人にとって、ミネラルウォーターをたっぷり使えるウォーターサーバーはおすすめです。大容量のボトルもあるので、使う量に合わせてボトルのサイズを選ぶと良いでしょう。

在宅勤務が多い人

ウォーターサーバーを自宅で使う場合、会社に出勤している時間が長いと、思うように役立てられないこともあります。朝のコーヒー作りに使ったり、帰宅後料理を使うのに使ったりすることが多くなるでしょう。しかし、それだけではノルマ分の水を使い切れないということも。特に一人暮らしの場合には、使い切れなくなることも多いでしょう。

近年は社会情勢の影響もあり、在宅勤務をする人も増えてきています。自宅で過ごす時間が多ければ、その分水を使う機会も増えるでしょう。そのような人にとっては、ウォーターサーバーは便利な道具といえます。

出社が少なかったり、専業主婦で自宅で過ごす時間が多いという場合には、ウォーターサーバーを取り入れてみると良いでしょう。

ウォーターサーバーを継続するためのポイント

ウォーターサーバーは便利な道具ですが、使いこなせないことで解約してしまう人も多いです。ウォーターサーバーを上手に使っていくためにも、継続するために大切なポイントについて、以下に紹介していきます。

ボトル交換の手間がかからないものを選ぶ

ウォーターサーバーを使う場合、ネックになるのがボトル交換です。便利な道具ではあるのですが、重いボトルを毎回交換しなくてはならないというのが大きな負担になります。特に女性の場合は、筋力も少ないので交換するのが一苦労です。

ただ、ウォーターサーバーによっては、ボトル交換が楽になるように設計されているものもあります。例えば、ウォーターサーバーのボトルは基本的に上部に設置しますが、下部に設置するものも。下部に入れるものであれば持ち上げる労力もかかりませんし、女性でも手軽にボトル交換ができます。

また、ウォーターサーバーによっては、ボトルが軽量の設計になっているものも。このようなものを選ぶことも、ボトル交換によるストレスを軽減できます。

月額料金をしっかり把握しておく

ウォーターサーバーを契約すると、サーバーの料金だけに注目してしまいがちです。しかし、ウォーターサーバーを使っていく上でかかるコストとしては、サーバーの料金だけではないのです。思っていたよりも高かった、ということにならないように、あらかじめ一月にかかる料金の総額を確認しておくことが大切です。

サーバーの料金以外にかかるのは、主に「水代」や「電気代」「メンテナンス料」などです。水代やメンテナンス料は料金に含まれているものもありますが、念のため確認しておきましょう。

注意しなければならないのが、電気代です。ウォーターサーバーは常に電源を入れておくのが基本なので、その分電気代もかさんでしまいます。ただ、製品によっては夜間の使用電力を抑えるなど「エコモード」を搭載しているものも。夜間の使用が少ないのであれば、検討してみると良いでしょう。

ライフスタイルに合っているかを見直す

ウォーターサーバーは、自宅に設置して水を飲んだり料理に使ったりして役立てることができます。しかし、自分のライフスタイルにあっていないと、結局宝の持ち腐れになってしまうこともあるので、気をつけましょう。

例えば、料理をする機会が少ないという人は、温水機能がないものを選んでも支障がありませんし、その方が安い場合もあります。また、使用する水の量も、自身の使う量に合わせて変えていくことが大切です。

自身の使いやすいようにウォーターサーバーを活用していくためにも、ライフスタイルを見直して、欲しい機能などをピックアップしておくと良いでしょう。そして、無駄な機能は省いて製品を選ぶと、無駄なく活用できてコストも抑えられます。

マイナスポイントをカバーするおすすめのウォーターサーバー

ウォーターサーバーには、様々なデメリットがあります。実際に使ってみたけれど使いこなせずにやめてしまう、という人も多いもの。安い買い物ではありませんから、契約をして後悔はしたくないですよね。

また、結局どれを選んだらいいのかわからないと感じる人も多いでしょう。そこでここからは、ウォーターサーバーにありがちなマイナスのポイントをカバーできる製品をピックアップして紹介していきます。自身の悩みに合わせて、選んでみてください。

プレミアムウォーター

プレミアムウォーターは、ボトルを下部に設置する仕様になっています。そのため、ボトル交換が大きな負担となってしまう人におすすめ。下部に設置するだけなので、女性でも手軽にボトル交換が可能です。

また、プレミアムウォーターでは、デザインやカラーも豊富なので、自身の好きなものを選んで気分を盛り上げることもできます。インテリアや部屋の内装に合わせて選べるのも大きな魅力です。

卓上タイプもあるので、ウォーターサーバーを置く場所の確保が難しいという人でも、省スペースの設置が可能です。非加熱処理の水を使用しており、採水地の新鮮な水をいつでも味わうことができます。

フレシャス

ウォーターサーバーは重いものが多く、安定感がないと倒れて事故につながるケースもあります。子供やペットがいる家庭では、安全面が気になってしまうでしょう。

フレシャスでは、とにかく軽量でコンパクトなのが大きな魅力です。コンパクトなので場所をとりにくく、省スペースに設置できるので、ワンルームやマンション暮らしの人でも負担なく使用できます。

また、色味もシンプルなものだけではなく、ピンクなど可愛らしいカラーも。部屋の雰囲気に合わせて選ぶことができるのが大きな魅力です。使用している水は、採水地によって異なる3種類から選ぶこともできます。ライフスタイルに合わせて、自分らしいサーバー選びをしたいという人におすすめです。

コスモウォーター

コスモウォーターは、クリーン機能が充実しているのがポイントです。手入れをするのが面倒という人や、水の質にこだわりたい人、いつでも新鮮な水を楽しみたいという人に、特におすすめのウォーターサーバーです。

コスモウォーターに搭載されているのは、「クリーンエア」という機能。これは、外気をクリーンにして雑菌が入ってくるのを防ぐためのシステムです。また、一部の機種ではクリーンサイクルと言って、サーバー内に熱水を循環させ、殺菌する機能もあります。

他にも、静音機能やエコモード、チャイルドロックなど使用する上で、負担になりにくい機能もまとめて搭載されています。いつでも清潔に美味しい水を楽しみたいという人は、使用してみると良いでしょう。

アクアクララ

ウォーターサーバーを使う上で、毎月気になるのが、消費ノルマでしょう。定期的にボトルが届いてボトル交換となるので、そのタイミングまでに1つのボトル文を使い切らなければなりません。家族で使っている場合はまだしも、一人で使う場合には使い切れずに無理にノルマ消費しなければならないことも。これでは、ウォーターサーバーを効果的に役立てられているとは言えません。

アクアクララでは、このような水の定期的なノルマがありません。欲しいと思ったタイミングで、好きな量を注文することができるのです。そのため、一人暮らしでも、自分のペースに合わせて水を使うことができます。時期によって使う量が異なるという人も、無理なく続けられるでしょう。

ワンウェイウォーター

ウォーターサーバーは、水道水を使ったり、ミネラルウォーターを購入するよりも高くついてしまいます。その理由はサーバー代や水代、電気代などがかかるため。コスト面がどうしても気になって、継続できずにやめてしまう人も多いのです。

ワンウェイウォーターは、とにかくコストがかからないのが大きな魅力といえます。24リットル当たりの水の料金の相場は、4,000円ほど、しかし、ワンウェイウォーターの場合は、2,700円ほどです。

毎日使い続けるウォーターサーバーだから、できるだけ負担なく続けたいては、ものです。金額重視の人にとっては、ワンウェイウォーターは重宝するでしょう。また、たくさんの水を使いたいという人にもおすすめです。

アルピナウォーター

アルピナウォーターの魅力は、機能性を重視する人におすすめです。サーバー内の自動クリーニングシステムやエコモードを搭載。冷水・温水はもちろん、ダブルチャイルドロック付きで事故防止にも役立ちます。

シンプルな見た目ながら多数の機能が備わっているので、使いやすいという意見も多数。水素水サーバーなどもあるので、健康に気を使いながらウォーターサーバーを活用していきたいという人にもおすすめです。

また、アルピナウォーターでは、季節ごとに多数のキャンペーンを展開しています。他社からの乗り換えでお得に始めることもできます。楽しみながらお得に続けられるのが、大きな魅力といえるでしょう。

まとめ

今回は、ウォーターサーバーがいらないと感じてしまう理由について紹介するとともに、継続していくために重視すべきことにも触れてきました。また、様々な特徴を持つ各ウォーターサーバーの魅力についてもピックアップ。自分に合うウォーターサーバーを見つけるためのポイントとして意識してみてください。

ウォーターサーバーは、長く使うものですから、できる限り快適に使用できるように、条件などをピックアップした上で、楽しく使えるものを選んでいきましょう!

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