からだのこと

2018年02月19日

隠れ貧血 ~後編~【美健マイスター講座】

門脇(さくらコンシェルジュ)

門脇(さくらコンシェルジュ)

今回は、隠れ貧血についてお話しの続きをします。

今月の講師は運動と栄養の専門家である城本拓実(しろもとたくみ)さんにお話ししていただきます。

 

鉄だけの摂取では血液は効率よく作られない

 

効率よくヘモグロビンを作るためには、鉄ばかり摂取していても効率は上がりません。

「鉄」はあくまでのヘモグロビンの材料です。

材料を適切に切り分ける大工さんや、切り分けた材料を運ぶ運送屋さんの手助けがあってようやく、ヘモグロビンを形作ることができます。そのため、鉄を運ぶ役割のある「銅」や、細胞分裂をしてヘモグロビンの量産を助ける「亜鉛」「葉酸」「ビタミンB12」などを一緒に摂取することがポイントになります。

鉄剤を飲んでいるけど一向に貧血が改善しない、と言う人はこのサポート栄養素が不足している可能性があります。

 

サポート栄養素

 

銅を含む食材

ココア、落花生、大豆、アーモンド

 

亜鉛を含む食材

牡蠣、イワシ、黒ゴマ、高野豆腐、アーモンド、焼き海苔、青のり、乾シイタケ、切り干し大根、カカオ

 

葉酸を含む食材

枝豆、昆布、芽キャベツ、
まいたけ、桜えび、ケール

 

ビタミン12を含む食材

はまぐり、あさり、うなぎ、鰹節、焼き海苔、真鯛、いくら、サバ煮干し

 

 

鉄の摂り方にも気をつけよう

 

鉄には「サビやすい」という性質があります。鉄が体内でサビることで体内酸化が進み、かえって体調が悪くなることがあります。これがいわゆる鉄の副作用です。

市販のサプリメメントでよくあるのが「便が黒くなる」「気分が悪くなる」などの症状です。抗酸化を考えずに作られているものでは、鉄の副作用が強く出るので注意が必要です。

鉄は血液を作る最高の材料でもあるけど、サビてしまうと「カラダを傷つける諸刃の剣でもある」ということを覚えておきましょう。

鉄を摂る際は必ず「抗酸化」を意識しながら食事することが大切ですね。

 

抗酸化を助ける栄養素

 

ビタミンC、レモン、みかんなどの柑橘類、ジャガイモ、さつまいも

 

全身にキレイな酸素と栄養を届けよう

 

貧血を改善すれば疲れにくいカラダを作ることができます。どんなにスーパーフードと呼ばれるような高栄養価のものを摂ろうと、カラダが吸収できなければ意味がありませんし、血液を介して全身に栄養が運ばれなければ、せっかくの栄養効果も薄れてしまいます。

現在、貧血や隠れ貧血を抱えている人は、まず土台となる血液の改善から図ってみると良いのではないでしょうか?カラダの根本解決に取り組むことで元気なカラダの維持・向上が期待できます。

 

《講師プロフィール》

ファスティングマイスター高宮中央支部
運動と栄養の専門家

城本拓実(しろもとたくみ)さん

 

▼詳しくはこちら

ファスティングマイスター高宮中央支部

ブログ http://fasting-food.com/

メール takamiya.fastinglife@gmail.com

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